児童文学は好きですか?
こちらは守り人シリーズ生みの親の、上橋菜穂子さんです!
3月19日からNHKで放送中の精霊の守り人。
原作者の上橋菜穂子さんが、3月26日のSWITCHインタビュー 達人達(たち)に登場します!
原住民族と一緒に暮らしたことがあって、児童文学のノーベル賞も受賞したという上橋菜穂子さんとは、どんな人物なのでしょう??
上橋菜穂子のプロフィール
名前:上橋 菜穂子(うえはし なほこ)
生年月日:1962年7月15日(53歳)
出身地:東京都
学歴:立教大学文学部史学科
職業:小説家/文化人類学者
写真の見た目からくるイメージは、上品な教育ママという感じですが、実際の人物像はどうなんでしょう?
幼いころから父方の祖母に、多くの民話を聞いて育ったという上橋さん。
母方の祖母の家に家族で行ったとき、一人留守番をする羽目になってしまったという幼い上橋さんは、ふと天井を見上げて偶然、天井裏への道を発見したといいます。
好奇心旺盛な子供だった上橋さんは、天井裏へのぼり、そこで見つけた海底二万里・八十日間世界一周・十五少年漂流記・宝島などなど、子供向けの本を読みふけったそうです!
その経験そのものが物語の一部のようで素敵ですが、一人で留守番している少女が天井裏へ登っていくところを想像してみると、物おじしない性格なのかな?なんて思います。
彼女の行動力は人並み外れていて、英国研修旅行21日間という企画が高校で組まれたときに、親に頼み込んで参加をしたそうです。
その理由は、イギリスの児童文学作家、L・M・ボストンに会いたくてしょうがなかったから。
高校二年生だった上橋さんは、ファンレターを帰国子女の友達に英訳してもらい、作家先生に会う約束を取り付けたそうです!
会おうと思えば会えるものなんですね……
ちなみに、中学高校はお嬢様学校として知られる香蘭女学校だった上橋さん。同級生には女優の片桐はいりさんがいます!
イギリスの研修旅行から戻ってきた上橋さんは、原作も脚本もオリジナルの西欧中世悲劇『双子星座』を自主上演しています。
しかもその舞台で、片桐はいりさんは初舞台を踏んだそうです!
経歴は?
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上橋さんのデビュー作は1989年に出版された精霊の木です!
こちらの作品も高い評価を得ていますが、1991年には月の森に、カミよ眠れで日本児童文学者協会新人賞を受賞して一気に注目を浴びました!
1996年には、守り人シリーズを発表し、2008年6月には英訳もされました!さらに彼女は作家として活躍するかたわら、
・女子栄養大学の助手
・武蔵野短期大学非常勤講師
・川村学園女子大学講師
・川村学園女子大学児童教育学科教授
などを歴任していて、教育の現場でも活躍しています!
家族や結婚は?
上橋菜穂子さんは現在53歳。
結婚して子供がいれば、子供が結婚するくらいの年齢なのでは?と想像します……しかし、その辺の情報は明らかにされていないようでした。
ただ、上橋さんのお父さんは有名な洋画家さんのようですね!
こちらが上橋さんの父・薫さんの作品です!
本人の画像は見当たりませんでしたが、画家として成功されている人のようです!
韓国との関係は?
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今回NHKでドラマ化された精霊の守り人ですが、登場人物の名前が韓国名ではないか?ということから、上橋さんと韓国との関係を知りたい!という人が増えているようですね!
上橋さんに韓国の血が混じっているというわけではなく、言語学をしっかり学び、舞台設定などを考えたうえで登場人物の名前を韓国名に似たものにしたのだと思います!
主人公の女用心棒バルサ……FCバルサとか、バルサミコ酢を連想しますね。
チャグム……王子の名前、こちらは韓国名っぽいです!
サグム……チャグムの兄、こちらも韓国人に実際にいそうなお名前ですね!
日本人がファンタジーを描く時、日本らしさを残して異世界の雰囲気を出すには、韓国っぽい名前が役にたつのかもしれません……。
おすすめや新刊もチェック!
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上橋菜穂子さんの作品の中でも断然おすすめなのがこちらです!
筆者が読んだ感想なのですが、表紙を開いたときからどんどん物語にのめりこみ、主人公のヴァンと一緒に戦っている気分になり、一気に読んでしまいます!
こちらの作品は2015年に児童文学のノーベル賞と言われる国際アンデルセン賞を受賞していますね!
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こちらもおすすめのシリーズです!子供も楽しめることでしょうが、大人たちにも大好評のこのシリーズ。
本が好きな人へのプレゼントにもピッタリですね♪