八日目の蝉の実話の事件とは?あらすじや感想!ロケ地についても!

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三つ子の魂百まで

 

そんな言葉がありますが、4歳まで育ててくれた母が突然いなくなったら、という子供の視点で見ても深い作品だと思います。

 

直木賞作家が送る衝撃の問題作八日目の蝉、2月26日の金曜ロードSHOW!に登場します!

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八日目の蝉の原作は?

 

 

 

八日目の蝉は、直木賞作家・角田光代さんの作品です!

 

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早稲田大学第一文学部を卒業した角田さんは、2005年に対岸の彼女で第132回直木三十五賞を受賞している作家で、とにかく女性の描写が上手な作家さんといイメージがあります。

 

 

宮沢りえさん主演で映画化された紙の月なども角田さんの作品です!

 

八日目の蝉は、不倫した女性・夫に裏切られた女性・宗教施設の教祖的な女性などなど、一見日常から遠いような存在を身近に感じさせてくれる物語になっています!

 

原作の前半は不倫の果てに堕胎を経験し、子供を産めない体になってしまった野々宮希和子(永作博美)の視点で描かれ、後半は希和子に誘拐された秋山恵理菜(井上真央)の視点で描かれています。

 

その衝撃的な内容から、ドラマになり、映画になり、映画は数多くの映画賞を受賞しました!

 

 

実話の事件とは?

 

 

不倫相手の子供を連れ去り、自分の娘として育てるというのは決して許される行為ではありません。

 

しかし、この物語には、元となった事件があるといわれています。

 

それが、1993年12月14日に東京都日野市で発生した痛ましい事件。日野OL不倫放火事件です。

 

元になった事件では、不倫関係の末に2度も堕胎を行った加害者OLが、不倫相手の自宅に火をはなち、そこで眠っていた6歳の女児と1歳の男児までガソリンをかけたという目をそむけたくなるようなおぞましい事件です。

 

加害者OLの人物像は、几帳面でまじめで、その不倫相手が初めての交際相手だったそうです。

 

そして不倫の事実が相手の妻に知れた時も、平謝りして関係を清算したといいます。

 

当時の報道では、不倫が発覚したとき電話で激しく抗議され加害者OLは、さんざん電話で相手の妻にののしられたといいます。

 

加害者OLが中絶したことも話すと

 

‘「私は子を2人生んで育てているが、Aは2回妊娠して2回とも胎内から掻きだす女だ」と嘲笑された’

と報道されていました。

 

報道では、加害者OLを擁護しているかのような内容が多くみられましたが、幼い子供を手にかけるなんて、何があっても許されないでしょう!

 

なぜその怒りを不倫相手の男にぶつけなかったのか!なぜ無実の子供が犠牲にならなきゃいけなかったのか!

 

おかしいですよね……。

 

 

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あらすじやキャストは?

 

 

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映画・八日目の蝉で野々宮希和子を演じたのは永作博美さん。

 

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そして不倫相手の秋山丈博を田中哲司さんが、

 

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その妻である秋山恵津子を森口瑤子さんが演じています!

 

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希和子に連れ去られ、心に深い傷をおった少女・秋山恵理菜を井上真央ちゃんが、恵理菜とともに、幼少を過ごしたホームを探しに行くフリージャーナリスト安藤千草を小池栄子さんが好演しています!

 

物語のあらすじは……

 

 

※ネタバレしてます!

主人公の野々宮希和子は、不倫相手の子供を身ごもりますが、「妻とはわかれるから、今は中絶してくれ」という不倫相手の言葉を信じ、中絶してしまいます。そしてその時の手術が原因で子供を産めない体になってしまうのです。

 

不倫相手の結婚しようという言葉はウソで、不倫相手の妻が同じ時期に妊娠したことを知った希和子。

 

不倫相手の幸せな家庭をのぞき見て、家に誰もいないことが分かると、家に上がり込んでしまいます。

 

そこで生まれたての赤ん坊を見つけた希和子。そこには、自分が手に入れるはずだった幸せな空間が広がっていました。

 

その顔を覗き込んだ瞬間、赤ちゃんは希和子に微笑みかけます。希和子は思わず赤ちゃんを抱きあげ、そのまま家を飛び出してしまいました。

 

赤ちゃんの笑顔に心をつかまれ、薫と名付けた希和子。この子のためだけに生きようと決めた希和子が行きついたのは、エンジェルホームという宗教施設でした。

 

そこで暮らす女性には皆、本名とは違う名前が与えられてしばらく安全に暮らします。

 

しかしエンジェルホームがある事件で捜査されることとなったとき、警察に身元を知られたくない希和子は薫を連れてホームを飛び出し、小豆島へ逃げることに。

 

ホテルの清掃係として働き始めた希和子。薫と二人で幸せな日々を過ごしました。

 

しかしあるとき、お祭りに訪れた希和子と薫が撮影され、新聞に幸せな祭りの一コマとして掲載されてしまいます。

 

新聞を見た希和子は薫を失う覚悟をきめ、二人で記念写真を撮影します。

 

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もうこの時点で筆者はギャン泣きです!

 

母と離れ離れになるなんて思ってもいない娘と、別離を覚悟した母。永作さんがいい表情してます!

 

当然ながらその新聞を見た警察は小豆島へ。

 

早朝、港の近くで包囲された二人、希和子は薫の手をとった捜査員にむかって「その子は、まだ……朝ごはんをたべていません」

 

だから、食べさせてあげてね。と言いたかったのでしょうか。

 

大人になった薫(恵理菜)は、希和子のように不倫相手の子供を身ごもっていました。

 

どうするべきか悩んでいるとき、エンジェルホームで幼少をともに過ごしたと主張する謎の女性・安藤千草が現れます。

 

二人は互いの記憶の空白を埋めあいながら、薫の幼少期を過ごした小豆島を訪れることに。

 

フェリーの中で、おなかに手を当てながら、「おなかの子にも、この景色を見る権利がある」と思った薫。

 

映画では希和子と薫が再会することはありませんでしたが、ドラマではニアミスしたようですね。

 

二人のその後は想像にお任せということかもしれません。

 

 

感想は?

 

 

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一般の方の感想にはこんなものもあります!

 

‘1つの誘拐事件の背景にはひとりひとりの心の揺らぎや葛藤や愛情が事細かにあり、勿論誘拐は悪いけれど、一概に誰が悪いとも言えない心の機微がある。邦画の良さが存分にあった。’

 

筆者としては、赤ちゃんの持つ人を引き付ける引力みたいなものをまざまざと感じさせられる物語だとも思いました。

 

不倫はけしからんものではありますが、命を犠牲にしてほしくはないし、すべての赤ちゃんには幸せになってほしい。

 

きれいごとですけど、誰もがそう思うからこそ、この映画が響くのかな?なーんてまじめに思うのでした。

 

 

ロケ地は?

 

 

八日目の蝉のロケ地となったのは香川県にある小豆島で、少し前にはロケ地巡りツアーなるものもあったようです。

 

希和子と薫が逃げ遅れ、離れ離れになってしまったのが福田港です。

 

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姫路港から小豆島に向かうフェリーにのると、福田港に着くようですね!

 

そして、映画の中で虫送りをする二人が本当に幸せそうだったロケ地が千枚田です!

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希和子が働いていたのがこの創麺屋さんですね!この近くには、希和子と薫が遊んでいたブランコもあるのだとか!

 

‘創麺屋
住所:小豆郡小豆島町木庄甲226-2
電話番号:0879-82-5790‘
URL:http://www.soumenya.jp/

 

日本のエーゲ海との異名を持つ小豆島、春休みの旅行にいかがでしょう?

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