今夜放送の「ソロモン流」に埼玉県さいたま市で
株式会社熊倉林業を経営されている、空師の熊倉純一さんが出演します。
放送では、空師としての仕事や熊倉さんの
プライベートなどにもスポットを当てているようです。
そこで今回は熊倉純一さんのプロフィールや、
空師の仕事内容、年収など気になることについて調べてみました。
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熊倉純一のプロフィール
1973年東京都生まれの埼玉県育ちで現在41歳。
中学生の頃から近所の空師のもとでアルバイトをしていたそうで、
高校へは行かずそのまま空師になろうと仕事を始めたそうです。
いわゆる、「ガテン系」の仕事なのでしんどいことも多く、
もっと楽な仕事に就こうと思ったことも何度もあったそうですが、
木と触れ合うことでどんどん空師に魅了されて、
28歳の時に「熊倉林業」を創業したそうです。
空師の仕事内容とは?
空師って簡単に言うと木を伐採したりする
職人さんのことを言いますが、
同じ木を切ったりする造園業とは少し違うようです。
造園業は庭園の木の手入れ以外に、場合によっては石を運んだりとかして、
その多くは手入れのために木を切りますが、
空師は主に山に入り木を切って、
その木を売って生計を立てていることです。
空師とはビルがなかった昔、
木が一番空に近いところにあったため、
木の上で仕事をする人を指して呼んだそうです。
木の伐採の仕方でその木の価値が変わってしまうこともあるそうで、
木の状態や生育環境や伐採するための高いスキルが必要とされるそうです。
チェーンソーやワイヤーなどの重たい作業道具を抱え
木の上まで登るだけでも重労働なのに、
高所での作業は即、命にかかわるという常に危険と隣り合わせの仕事ですね。
世間一般的に空師という職業があまり認知されていないからかも知れませんが、
木を切る人イコール自然を破壊している人と思われ、
白い目で見られることもあるそうです。
木によっては腐っていたり、
枯れていたりしてそのままだと危険な木もあるでしょうし、
わかってもらえないのは熊倉さんにとっては、とても悔しいことでしょうね。
年収は?
日本では林業は衰退産業ですし、
収入面では結構厳しいものがあるところが多いようですね。
平均的なところでは、200万から400万ぐらいだそうです。
熊倉さんの場合は経営もされていますし、
同業者が手に負えないような環境の仕事も
引き受けているそうなので、もっと多いでしょうね。
危険と隣り合わせの状況の中でも
木のことを考えながら伐採していく姿に
熊倉さんの職人としての魂がこもっているんでしょうね。
この放送で、熊倉さんや空師の活躍が
より多くの人に知られるきっかけとなってくれればと思います。