9月7日放送の「ソロモン流」に高級フルーツ販売で有名な
千疋屋の常務取締役の大島有志生さんが取り上げられます。
僕ら関西の人間にはあまり馴染みのない千疋屋ですが、
名前だけは聞いたことがあります。
そこで今回はそんな「千疋屋」と「大島有志生」について調べてみました。
千疋屋について
千疋屋総本店は1834年(天保5年)に創業しました。
今年で創業から180年を迎えるそうです。
当初は「水菓子安うり処」として果物と野菜を売るお店でした。
当時は日本初の果物専門店として
庶民向けのお店だったそうですが、
2代目の時から高級路線へとシフトチェンジし、
3代目の頃には今の千疋屋総本店の基礎が出来上がったそうです。
今では、高級フルーツなら千疋屋といったイメージで
多くの人に認知されるようになりましたね。
大島有志生の経歴やプロフィール
名前:大島有志生(おおしまうしお)
役職:株式会社千疋屋総本店 取締役企画・開発部長
1989年に慶応義塾大学商学部を卒業後、
大手ゼネコンの錢高組に入社、
1995年に株式会社千疋屋総本店に入社、
5年後の2000年に取締役に就任しました。
バブルがはじけた頃、1個1万円するメロンが
売れなくなっていたことをきっかけに、
千疋屋総本店のブランディングに着手したそうです。
それまでは顧客は法人がメインでしたが、
個人へと転換を図っていきます。
アンケート調査を実施したところ、
9割近くの人が千疋屋総本店を「知ってる」と答えましたが、
20~30代の女性の多くが「知らない」と答えたそうです。
イメージ調査では、中高年層は「高品質」「高級」などと答えましたが、
若年層は「古い」「高い」といったマイナスイメージだったそうです。
そこで、ブランドロゴの統一や包装紙やパッケージの変更、
また商品に保証書を同梱することを始めたそうです。
それ以外には東京駅や羽田空港への出店、
新商品の開発などを行い、徐々に浸透させていったそうです。
1998年には楽天市場に出店し、
これにより一気に若い層への浸透も広がり、
今ではネット販売での売上が会社を牽引するぐらいにまでなっているようです。
人気商品や店舗は?
まずは、「千疋屋フルーツパフェ」
7種類のフルーツが盛りつけられた、果物専門店だからこそできるパフェですね。
スイーツだけではありません。マンゴーカレーやフルーツサンドなどが人気です。
また「千疋屋オリジナル商品」として、
絹ごしフルーツ杏仁シリーズが特に人気が高いそうです。
他にはシャーベットシリーズも一度は食べてみたい商品です。
そして、予約がとれない程、人気の「世界のフルーツ食べ放題」。
毎週月曜日の19時から21時までで
お一人様4320円の50名限定で行われています。
もう既に10月の予約も埋まっているようです。
実施している店舗は以下の5店舗です。
東京
・日本橋本店
・アトレヴィ信濃町店
・池袋西武店
神奈川
・港南台高島屋店
・新横浜店
楽天市場の「千疋屋総本店」はコチラ
是非チェックしてみてください。
高級フルーツ業界のパイオニアとして活躍する大島有志生さんや
消費者の視点に立って変化し続ける
千疋屋総本店の取り組みには今後も注目ですね。