東北3大祭りの一つ、青森のねぶた祭り。
その祭りの中心となるのが
高さ5メートル、幅9メートル、重さ4トンの大型山車のねぶたですね。
ねぶた師と呼ばれる人達が半年以上かけて制作します。
その世界で3年前に史上初の女性ねぶた師となった
北村麻子さんが「未来シアター」に出演します。
そこで今回は北村麻子さんについて気になることを調べました。
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北村麻子のプロフィール
Wikipediaは残念ながらまだありませんでしたが、
少し前に「NEWS ZERO」でも取り上げられていたのを見た僕は、
かわいいけど、芯のしっかりした女性だな思って気になっていましたので、
経歴など調べたことをプロフィールにまとめました。
1982年10月生まれ、ねぶた師史上初の女性ねぶた師。
2012年「青森市民ねぶた実行委員会」から依頼されデビュー
そのデビュー作「琢鹿(たくろく)の戦い」が
優秀制作者賞を受賞したことで注目される。
「琢鹿(たくろく)の戦い」
お父さんは、大型ねぶたを36年間、81台を制作した
6代目名人の北村隆氏です。
数多くの賞を受賞するねぶた師の父親を持ちながらも、
ねぶた師にはなりたいとは考えもしなかったそうです。
高校卒業後は仕事を転々としながらも、
なかなかやりたいことが見つからなかったそうです。
その頃、不況のあおりで父親のねぶた制作の注文が激減したそうです。
そんな時に父親が制作したねぶた「聖人聖徳太子」が
その年のねぶた大賞を受賞し、
その作品に感銘を受けねぶた師になりたいと思ったそうです。
父親の隆さんは「女性にはねぶたはできない」と常々言っていたそうで、
真正面から弟子入りを申し込んでも無理だとわかっていた麻子さんは、
毎日作業場に行き、父親や先輩の作業をノートにメモし、
受け入れられるように努力したそうです。
そんな努力の甲斐があって、
弟子入りして4年という異例のスピードで大型ねぶたの依頼があったそうです。
このあたりのことは「未来シアター」でも放送されるようですよ。
高校や結婚について
麻子さんについて調べると、高校や結婚について
気になっている人が多いようですね。
頑張って調べてみましたが、
高校は地元の高校ということしか分かりませんでした。
結婚についても僕は勝手に、独身だと思っていたんですが、
2012年頃に年下の方と結婚されているようです。
地元の方のようなので、ねぶた祭りやねぶた師には理解ある方なんでしょうね。
ねぶた師の年収について
ねぶた祭りは、毎年8月2日から7日まで行われ、
約300万人以上の人出があり、経済効果は約240億円といわれています。
ねぶた師は企業や団体から大型ねぶたの制作を請け負って、下
絵から骨組みや電気配線、色付けまでの
10工程ぐらいを総合的に指揮します。
祭りが終わった翌日から、次の年の構想に入るそうで、
多くのねぶた師が生業としているそうです。
一体300万円から500万円ぐらいの収入になるそうです。
名人位が贈られると、やはり収入も少し上がるそうです。
年間を通しての仕事ですので結構ハードかもしれないですね。
でも伝統的なものに携わることにはお金では変えられないものがありますよね。
今年のねぶた祭は、悲しいことが起こってしまいましたが、
一度実際にねぶた祭を見に行って生の感動を味わってみたいです。