僕はドーナツが時々無性に食べたくなります。
たいていは近所のミスドに買いに走って、
3つぐらい貪り食って、「ヤベェ胸焼けした!」ってなるんですが。。。笑
「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」
について阪大生達が大真面目に取り組んだ本が
面白いと評判なので色々と調べてみました。
ドーナツの穴について
そもそもドーナツの穴ってなんで開いているんでしょう?
ご存知の通り、ドーナツには穴の開いていないものもありますよね。
穴の開いているものはリングドーナツと言って、
なぜそういう形になったかは諸説あるようですが、
中までしっかりと火が通るように真ん中に穴を開けたというのが代表的です。
そんなドーナツの穴についての議論はネット上では色々されていました。
1990年代には穴は存在しているのか空白なのか?
といった哲学的な議論がなされたりしていました。
その後、2ちゃんねるで「ドーナッツの穴だけ残して食べる方法」という書き込みで、
この疑問への答えを学問分野ごとにシミュレートしてユーモラスに答えたものが、
掲示板でコピー&ペーストされるたびに改良されて、
何人もの手で練り上げられた回答が定型文として2ちゃんねるに定着していました。
以下がその2ちゃんねるからの引用です。
∟実際派-普通に食べれば残ってるんじゃないの?(もっと考えろよ派)
-ドーナツとは呼べないくらい細い縁を残せば?(それドーナツだよ派)
-もっと時間をくれ(好きにしろよ派)
∟物理派-巨大なドーナツを光速で回転させることにより穴が空間的に閉じ(ry
-箱に青酸カリの入ったビンと一緒に入れて(ry
∟化学派-穴に空気とは違う気体をつめれば?(それ残ってるのその気体じゃん派)
∟数学派-非ユークリッド幾何学的には可能(難しいよ派)
∟統計派-100万回食べれば1回くらい穴だけ残ってるかもしれない(めんどくさいよ派)
∟地学派-半減期を調べれば穴の存在を証明できるかもしれない(本当かよ派)
∟合理派-ドーナッツ食べた後に穴の存在を証明すればいいんじゃね?(証明してみろよ派)
∟芸術派-私が存在しない穴を写実することでなんとかできないだろうか?(別問題だよ派)
∟言語派-問いかけが漠然としていて厳密な対策が不可能(ごめんなさいだよ派)
∟哲学派-穴は形而上的な存在の定義外にあり、超空間的な(ry
∟懐疑派-そもそもドーナッツの時点で怪しい・・・(意味が分からないよ派)
∟欧米派-HAHAHAHA!lol :D (f××kだよ派)
∟報道派-まずはドーナツに穴が空いているか世論調査すべき(捏造だよ派)
∟調理派-油分が多すぎるし形も下品(そんなことないよ派)
∟減量派-ワンモアセッ
∟政府派-真に遺憾であり今後このような事態が起こらぬよう最大限の努力を(ry
∟外交派-食べてやってもいいけど代わりに援助基金を増設しろ(カードにされちゃうよ派)
∟精神疾患派-俺の心に穴が(ry
∟解答放棄派-そんなの不可能(思考停止だよ派)
-ドーナッツってまずくね?(味覚障害だよ派)
-アメリカの陰謀(中2病だよ派)
∟一休派-では穴だけ残しますからまずは穴の存在を証明してください(天才だよ派)
∟卑猥派-ドーナッツにも穴はあるんだよな・・・(レイプ反対!)
どうです?笑っちゃいますね!
阪大生・教員が大真面目に
こうしたしょせん、ネット上の「遊び」である、この「ドーナツの穴」という命題について、
大阪大学の学生が教員たちに執筆を依頼し、
数学、工学、化学、美学、歴史学などの分野から12人の教員が答えのない難問に挑み、
学生たちの力で出版するという阪大のプロジェクトで出版されました。
目次を見ると「ドーナツの穴談義のインターネット生態学的考察」
「ドーナツを削る-工学としての切削の限界」
「ドーナツ化現象と経済学」など専門知識が詰まった内容で
難しそうだけど面白そうだと評判です。
僕はまだ、読んでませんが今度読んでみたいと思います。
皆さんも、『ドーナツを穴だけ残して食べる方法』を考えてみてはいかがですか?
あードーナツ食べたい!!