強迫性障害とは?原因と症状は?チェック方や治し方!有名人では?

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自分でもつまらないことだと分かっているのに、
そのことが頭から離れなかったり、
そんな考えを打ち消そうと無意味な行為を繰り返したりって
日常生活の中では大なり小なりありますよね。

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それがエスカレートして生活に支障が出てしまう病気である「強迫性障害」。
日本ではこの20年で3倍にも患者数が増えているそうです。
そこで今回は強迫性障害について色々と調べました。

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強迫性障害とは?

 

強迫性障害は「OCD」とも呼ばれる不安障害の一つで、
「ドアに鍵をかけたかな?」と不安になって
家に戻ったという経験は多くの人がありますよね。

そんな不安やこだわりが度を超して、
戸締まりや火の元を何度も何度も
しつこく確認しても安心できなかったり、
「手が細菌で汚染された」という強い不安にかきたてられて
何時間も手を洗い続けたり、肌荒れするほど
アルコール消毒を繰り返すなどの行き過ぎた行為をしてしまうことです。

 

原因と症状は?

 

原因についてはよくわかっていません。
主には脳内の特定部位の障害や、
脳内の神経伝達物質であるセロトニンなどの
機能異常によって起こるといわれています。

個人の性格や育った環境、ストレスなどなど
色んな要因が関係しているようです。

人種や国籍や性別などは関係なく、発症します。

症状には「強迫観念」という頭から離れない
不合理な考えを追い払うことができないものと、
強迫行為」という不安にかきたてられて行う
やりすぎな行為をやめられないものとの2つがあります。
重症になると自分の確認だけでは安心できずに
家族や他人に何度も確認させて周りを巻き込んでしまうことが多いそうです。

代表的な行為や症状は

・不潔恐怖—手や体を何度も洗わないと気がすまない、
汚いものを触るのを極度に嫌がるなど。

・確認行為—外出や就寝の際に、
家の鍵やガスの元栓を閉めたか等が気になり、何度も戻ってきては執拗に確認する。

・加害恐怖—自分の不注意などによって
他人に危害を加える事態を異常に恐れる。
例えば、車の運転をしていて、気が付かないうちに
人を轢いてしまったのではないかと不安に苛まれて確認に戻るなどの行為。

・儀式行為—衣服を着るときなどに、
必ず決められた順序で行わなくてはいけないと考えます。
順番を間違うと最初からやり直してしまい、1つの行為に長時間を費やしまう。
などがあります。

 

チェック法や治し方は?

 

これは、強迫性障害の可能性の有無や
傾向があるかどうかの簡易チェックですので、
医師による診断とは違います。
強迫性障害ではないかと心配されている方は、
テストの結果に関わらず心療内科や精神科の診察を受けてみることをお勧めします。

チェックシートはこちら。

治し方については認知行動療法と
薬による治療とがあります。
認知行動療法は患者本人が不安に立ち向かい
やらずにいられなかった行為を我慢することです。
ですが多くは強い不安感があるので
先に薬で精神状態を安定させてから認知行動療法を行うのが一般的だそうです。

個人的には薬を飲むことにはすごく抵抗がありますね。
必ず副作用や今度は薬がないと不安になるんじゃないかと思ってしまいます。

 

有名人では?

 

有名人や芸能人の中には強迫性障害を
カミングアウトしている人がたくさんいます。
・デビット・ベッカム
・イチロー
・丸山茂樹
・遠野なぎこ
・ゴールデンボンバーの鬼龍院翔
などがカミングアウトしています。
症状と同じくらい辛いのが、周りの理解がないことでしょうね。
一昔前はうつ病や強迫性障害は心の甘え、
ひいては仮病であるようなことをいう人間も多かったですし、
今でもまだ、そういう見方をされることも少なくないでしょうね。

 

悩んでいる人も数多くいるかと思います。
心の病は何かちょっとしたきっかけで発症してしまうことがあったり、
逆にちょっとしたきっかけで治ることもあるでしょう。
悩んでいる方は専門の医師に診てもらうことを薦めます。

 

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